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麻衣SS・幻想少女4麻衣パートSSVer.

コミックキャッスル2006春で発行したコピー誌「幻想少女4」の麻衣・パートをやまぐうさんがSSにして下さったものです。
もし幻想少女4をお持ちでしたら、読み比べてみるのも一興です。


――――

おねだり麻衣さん

まもなく日付が変わろうという頃、そろそろ寝ようかもうちょっと夜更ししようかと考
えていた達哉の耳に小さなノックの音が届いた。
 ドアを静かに開ければ、枕を抱えた麻衣が気恥ずかしそうな顔をして立っている。
「お兄ちゃん、眠れないの。一緒に寝てもいい?」
「ああ。おいで」
 どきどきという胸の内をそのまま顔に出している可愛い妹のお願いに、達哉は優しくほ
ほえんで、部屋に招き入れた。
「えへへ……」
 顔を赤らめ、もじもじしながら、麻衣は兄の枕の横に自分の枕を並べて寝ようとする。
「え?」
 しかし麻衣の小さな手が兄の大きな手に握りとられ、ベッドに入れてもらえない。達哉
は腕をくいっと引いて麻衣を引き寄せ、華奢な体を背後から抱えこんで動けなくしてしま
う。
「ちょ、ちょっと、お兄ちゃん?」
「麻衣……」
 耳たぶに唇をかすめて息をそっと吹きつけると、パジャマのボタンをリズムよくはずし
前をはだけていく。
「ヤダ。何で脱がすの」
「何でだと思う?」
 達哉は含み笑いしながら、パジャマの上を剥ぎ取ってしまった。ブラジャーをしていな
い胸が直接外気に触れ、部屋の灯を浴びて輝く白い丘陵とさくらんぼみたいな可愛い乳首
が達哉の目を射貫く。
「あ、ああん」
 あっという間に半裸にされて、か細い声で喘ぐ麻衣。
 達哉の手は留まることを知らない。熱くほてってきた妹の体からパジャマの下も引きお
ろし、パンティ一枚だけの姿にした。
「さあ、ベッドへ」
 そこまでして、妹の体をベッドへと押していく。
 ずいぶんと涼しい格好になった麻衣は、おずおずとベッドにあがる。
「きゃっ」
 麻衣が横たわるやいなや達哉は、股間を隠していた一枚を強引にめくり下ろした。うっ
すらとした黒い茂みに、まだまだ未発達の肉ビラまで露わとなってしまう。
 最後の砦のパンティがあればこのまま布団をかぶって肌を触れ合わせつつ眠るだけにな
るかもしれないと、麻衣は思っていた。しかし全裸になれば、兄が何を望んでいるか、
はっきりと意識することになる。
 悠然と達哉も、己れの衣を脱ぎ捨てる。男の意志そのままに股間のモノが立ちあがって
いる。
 ベッドにいるのは生まれたままの男と女。これからはじまる行為を意識して、兄が息を
弾ませ、まだ覚悟の決まっていない妹はびくびくしている。
「麻衣は可愛いな」
「っ! やっ」
 達哉は妹の体を再度背後から抱きしめ、盛りあがりはじめた肉丘を手中に収めた。綺麗
なピンク色の乳首を指でなぞり、軽く引っぱり、思いのままに弄ぶ。
「ふはぁん。あっ、あっ……こんな事してたら、余計眠れないよう」
「そんなことないよ。気持ちよくなればすぐに眠れる」
 簡単に眠らせる気などまったくない男の口が、いかにもそれらしい理由をつける。口を
動かしているときも休みなく双乳を玩弄して、麻衣の官能を高めていく。
 愛する男に弄られた乳首はびんびんに勃起し、ボリュームにやや欠けるふくらみの頂点
で確かな存在感をアピールしている。呼び鈴を押すように乳首を胸肉に押しこんでみれ
ば、
「やん」
 乳首は弾力のあるふくらみに沈んですぐ、にょきっと立ちもどる。なんども押しては立
ちあがるたびに、ピンクの突起は固さを増していった。
「ふ、あぁ……きゃ、ああっ」
 胸乳を弄るのは左手だけに任せて、達哉の右手は胸から滑りおり恥裂をまさぐりはじめ
た。胸をこってりと揉みいじられた麻衣の股間はすでにぬるついていて、男の指に淫らな
液体が絡んでくる。
「麻衣、感じてるね」
「い、あ、ああぁん。だって、お兄ちゃんがエッチなこと、はうっ!」
 兄の指が肉の縒り目にある淫核を爪弾き、たまらず麻衣はのけ反った。達哉は彼女の体
重を支えながらますます股間愛撫を激しくして、妹の可愛い声を耳で堪能する。
 指の這う範囲がひろがる。恥丘全体から会陰へ、さらに下へと指は怪しく這っていく。
「ひっ」
 つんつんと後ろの窄まりをつつかれ、麻衣が息を呑んだ。
 達哉の指は皺皺の一本一本を丁寧になぞるようにして愛液をアヌスに塗りこめる。塗り
ながら、固い筋肉をほぐすようにマッサージ。
「ダメ! そこはお尻」
 単に弄ぶ以上の意図を兄の指の動きから感じとり、麻衣は高い声をあげた。
「そうだよ。麻衣がとっても感じる、お尻」
 達哉は逆に低い声で言い含め、執拗にアヌス弄りを繰りかえす。
「ふひっ!?」
 人差し指の先がぷすっと肛門に突き刺さった。充分にほぐれているアナルは兄の指を歓
迎するかのように呑みこみ、それでいてキュッキュときつく締めあげる。
「いい締まりだ」
 達哉は愉悦の声をあげると、指の第二関節まで突っこんでから引きはじめる。爪だけ埋
まった位置まで戻ると、また差しこんでいく。
 二回往復して、あとはテンポよく腸内で指抽送が繰りひろげられる。麻衣のアナルは指
の動きに合わせて締めつけの緩急を繰りかえし、穴内部のくすぐりを歓迎している。
 呼吸まで指抽送のテンポに合っている麻衣の口が、切なげな声をもらす。
「やあぁ……そんなとこ弄られたら、変になっちゃうよ」
「変になるんだ。お尻で感じる麻衣を、俺に見せろ」
 そう言って達哉は、ぐっと腸奥まで指を突き刺し、指先を小刻みに震動させて奥の粘膜
をこすりあげた。
「はふ、はっ、あっ、あひゃっ、ふはっ、ああぁ」
 麻衣の顔が喜悦にあふれ。なにもされてない膣穴からとろとろと蜜液があふれでる。
シーツに淫らな染みがひろがっていくが、アナル弄りに夢中な兄妹がそんなことを気にか
けるはずがない。
「はふぅん」
 どれだけ続いたのかわからないくらい長いアヌス指抽送が、ようやく終わりを告げた。
不浄の穴から指が離れると、麻衣は恍惚な顔で、腰から下をもじつかせながらベッドにう
つぶせになった。
「もう、お兄ちゃんったらぁ。そんなに麻衣のお尻気に入ったの?」
 すっかりと淫欲に取り付かれた麻衣は自らヒップを高く掲げて、肉房に手をかけて左右
に引っぱった。愛液にぬめるセピア色の菊蕾が、兄の目に晒される。
 破廉恥極まりない妹の行為が、達哉の劣情をたちまち沸騰させた。
「ああ。麻衣のお尻にチ×ポぶちこみたい」
 達哉はぎらぎらと血走った目でアヌスを見つめ、肉根を握ってぐいっとしごく。排泄穴
を見られる麻衣は焦点の合わない目で兄を見あげ、官能にとろけた声で答える。
「いいよ。お兄ちゃんなら。お兄ちゃんにならなんでもあげる。麻衣のすべてはお兄ちゃ
んのものだから」
 麻衣の声が消えると同時に、禍々しいまでに反りかえった剛直の切先が菊座にあてがわ
れた。達哉の息遣いの音が大きく響く。
「あん。お兄ちゃんのが、お尻の入り口に当たってるのがわかるよ」
 突貫に逸る亀頭が触れただけでアナルのなかまでじんわりと煮立ってくる。隘路にこも
る熱はむずむずした掻痒感に替わり、麻衣はたまらなくなる。早く入れてと大声で言いそ
うになったそのとき、
「はああああっ!」
 言葉にならない悲鳴が達哉の部屋に響く。
 肉の胡桃が肛門を通りぬけ、埋もれてしまえば、あとは勢いのままに入っていく。
「ふああ!! 全部入っちゃったあ」
 二度目の叫びが部屋の空気を震わせたときにはもう、固いペニスが腸道を奥まで貫いて
いる。
「そ、そうだ。もう、入ってる。麻衣のお尻のなかに、全部、根元まで、く、ううっ」
 達哉が呻いたのは、アナル挿入を悦ぶ麻衣の肛門が猛烈に締まってきたからだ。狭い腸
内で肉棒がぱんぱんに張りつめて、下手をすればそのまま暴発しかねないほどに高まって
いる。
 腰を突きこんだ体勢で、なんどか深呼吸をし、昂りをやりすごそうとする。
麻衣さんバックH


「あっ、あっ。麻衣のお腹のなか、お兄ちゃんでいっぱいだよう」
 兄が動かなくても、太い男根を尻穴に埋めこまれているだけで麻衣は歓喜の声をあげて
いる。呼吸のたびに肉根がぴくぴく動いて、腸壁を刺激されるだけで、充分だった。
 一番危ない状態が収まると、達哉はゆっくりと腰を引いてみた。アヌスの強い締まりが
強いしごきとなって鮮烈な射精感に襲われる。それでも麻衣とのアナルセックスをなんど
も体験しているだけあって、気を確かに持っていればそうそう爆発することはない。
「はっ、あっ、はふん」
 短い幅の抽送からはじまり、次第に腰のストロークが大きくなっていく。麻衣のアナル
は愛液だけでなく腸液も分泌され、ペニスが抜き差しされるたびにぬぷぬぷと粘着質の音
が鳴る。
 穴のそとでは、達哉の腰が麻衣の小ぶりなヒップに打ちつけられ、ぱんぱんと澄んだ音
が鳴っている。
「麻衣のお尻の穴、とっても気持ちいいぞ」
「あん、お兄ちゃあん」
 きちきちに締まるアヌスをバックから貫く快感に、達哉はハイスピードで腰を振りまく
る。麻衣は突きこまれる勢いと熾烈なまでの愉悦に吹き飛ばされないよう、ぎゅっとシー
ツを握りしめている。
「わっ、と」
 調子に乗った達哉が腰を大きく振りすぎて、すぽっとペニスが抜けてしまった。そのま
ますぐ挿入しなおそうとしたが、ずっと高く掲げられている臀部が小刻みに震えているの
を見て、気が変わる。
「麻衣」
 ぐっと尻たぶを押してぺしゃんこにし、うつむけの体を百八十度回転させて向かい合わ
せになる。
「ああぁ……お兄ちゃん」
 欲情に潤む妹の目が、正面から見あげてくる。
 達哉は麻衣の両脚をぐっと持ちあげ、腰の下に枕を敷いて、菊穴を貫くための体勢をと
らせた。
「入れるよ」
 菊座へ再び、剛直が突き刺さった。
 前からのアナル挿入は、腸内の新たなポイントを強く突きこする。
「くはぁ」
 おとがいを反らせて掠れた声をあげた麻衣へ、達哉はさらに奥深く突き入れていく。根
元まで埋まればすぐに引き、また突き入れる。
 一度バックで突かれまくっているだけに麻衣のアナルは前からの激しい抽送を喜んで受
け入れている。太い肉茎が抜き差しされることで、菊穴から尻房、尻房から全身へ途方も
ない快美感がひろがっていく。
「あふん、ああっ、あふあはぁ。お兄ちゃん。麻衣、お尻で気持ちよくなっちゃってるよ
う」
「そうだ。麻衣はお尻で気持ちよくなってる。俺は麻衣のお尻で、すごくよくなってる」
「あん、嬉しい。嬉しいよ」
 法悦にひたる麻衣が懸命に、顔を起こして唇を突き出してくる。
 達哉は妹の望みをすぐさま汲み取り、顔を合わせて唇を絡ませる。
「んむ、むちゅ、むむふぅん」
「んちゅ、んちゅ、ちゅるっ、ぬふん」
 尻穴にペニスを突き立てながら、妹の唇を貪る達哉。麻衣も達哉以上に貪欲に唇を密着
させ、舌を熱っぽく絡めて、兄と固く結びつく。
 いったん腰の動きがとまり、じゅるじゅると唇を貪りあう時間となった。
 しかし、その時間は長く続かない。
「んぱぁっ!」
 キスの気持ちよさにアナルセックスの快感が打ち勝つ。ひくひくと締めつけてねとねと
と絡みついてくる腸管の感触にたまらず達哉は全身を弓なりに反りあげて唇をほどき、高
速抽送を開始する。
 ぐぷっ、ぬぷっ、ぬちゅっ、ずちゅっ。
 固く締まる柔らかな腸内粘膜を、突くだけに留まらず、ぐちゅぐちょに掻きまわす。
「はっ、はひぃ、きつい、や、はあぅ、お尻、おひりがぁ、こわれちゃう、ひゃはぁ」
 壮絶なまでに突かれ、こすられ、麻衣は顔に苦悶の色を浮かべるが、それも瞬時にめく
るめく快楽として吸収し、一直線に絶頂へ昇っていく。
「くう、麻衣。も、もうすぐ」
 妹に追いつこうといっそう腰を激しく振り、達哉も頂点へ突っ走る。
「ふひひぃ、やら、らめぇ!! お尻でイッちゃううっっ!!」
 後ろの穴を肉の凶器で鋭く穿たれて、麻衣が舌足らずな声で絶叫した。ぶるるるっと臀
部が震え、膣穴からぶしゅっと大量の蜜液が飛び散った。
「くあっ」
 さらにアナルへ一撃を加え、達哉も限界を超えた。鈴口から堰を切ったように熱いザー
メンが噴き出る。どくっ、どくっと律動するペニスをぐいぐいとアヌスに押しつけ、濃い
精汁を尻の奥へ送りこむ。
「あっ、ああっ、ああぁ……」
「く、くぅ、うううぅ」
 熱い樹液をお尻に注がれる悦びに喘ぐ麻衣。妖しく蠕動する腸管に精はおろか生気まで
吸い取られるかのように錯覚し、呻いてしまう達哉。
「く、お」
 畏怖を覚えて達哉はとっさに、まだ射精が終わってない肉棒をきつく締まるアナルから
引き抜いてしまった。膝立ちになって下を向くと。
「あはぁ、お兄ちゃあん」
「うあっ」
 中途半端な状態で引き抜いたうえにエクスタシーの余韻に悶える麻衣の淫蕩な顔を見た
のだから、こらえもなにもない。肉棒が空中でびくびくと蠢動し、腰奥に残っていた精液
を妹の顔と胸にしこたま降りかけてしまう。
「やあ、あ、あ、熱い、よぉ……」
「麻衣、麻衣、ううぅ、麻衣ぃ……」
 顔面に白濁シャワーを浴びて、麻衣はいちだんと深いエクスタシーを味わう。
 淫らな妹をさらに淫靡に染める禁忌的な快楽に、達哉の意識もほとんど吹っ飛んでし
まっている。
 後ろの穴に放っていながら、降りかける量も半端じゃない。麻衣の小さな顔と胸にまん
べんなく白い斑点が描かれた。
 ようやく射精がやむと、
「はふう。お兄ちゃんの臭いでいっぱい」
 くんくんと子犬のように鼻を鳴らし、麻衣はまた恍惚にひたる。
「うふぅん、お兄ちゃんのおかげでよく眠れそうだよ」
 すでに夢と現実の区別が怪しくなっていた麻衣の瞼が落ち、本格的に眠りについた。
「あ、ああ」
 精を出しに出しつくし身も心もくたくたになった達哉もそれだけ言うと、麻衣の横にご
ろっと転がって、すぐさま寝息をたてはじめた。


――――


感想をやまぐうさんか天翔のところに戴けると幸いです。

テーマ : 二次元総合 エロゲーエロ漫画エロ小説など
ジャンル : アダルト

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天翔志郎

Author:天翔志郎
エロゲーをこよなく愛するヘタレおたく。
「MAID MAIDEN」というサークルで、関東のイベントを中心に男性向けで活動してましたが休止中。
最近ウディタで「モンスター娘」がメインのゲームを作り始めました。
製作状況はこちら(http://erogetukurun.blog.fc2.com/)。
このブログには、18禁画像等があったりしますので、自己責任でご覧下さい。
あと無断転載とかはやめてくださいね~。

当サークルで発行した同人誌もサークル通販やってます。

次の参加イベントは 未定 です。







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