以前の記事「
先生光臨」で
やまぐうさんが投稿して下さったSSの再UPです。
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先生光画
「本当に、するんですか」
「もちろん。結先生の先生らしいところをこれに収めたい」
「そんなこと言って久住くん、普段は私を先生と思ってないような気がするんですけど」
「まさかまさか、結先生は先生です」
買ったばかりのデジカメを手にする久住直樹はまさにおもちゃを手に入れた子供。生き生きと、放課後の教室で結に指示を出している。
彼の気まぐれに振りまわされる結は、ぶつぶつ言いながらもまんざらでもない顔で言われた通りのポーズを取る。
結が良い感じの表情を見せるようになると、直樹はサムアップしてシャッターを押しはじめた。
まずは出席簿を持って立たせ、明るく出席を取る結を。
チョークを持たせ、黒板の下半分にカリカリと書く結の姿を。
授業中に寝ていた直樹を注意する結のポーズは……一応撮っておく。
撮りたいままに撮って最後は、チョークを片手に教卓に腰を降ろし、小首を傾けてほほえむポーズを要求する。
「机に座っちゃだめなんですけどぉ」
「いいのいいの。今だけだから」
直樹は白い歯を向けて説得し、愛らしさに満ちあふれる彼女の姿をしっかりとデータにして残す。
「それで、久住くん。いったいなにをしようと?」
撮るだけ撮って満足してなおデジカメを構えたまま、ずんずんと距離を詰め、頭を下げて結のハイソックスと垂れたスカートの間へ迫っていく。ソックスの端を越えたその領域へ……。
「これから特典画像を。結先生の神秘な素敵空間を記録します」
「い・け・ま・せ・ん」
間近まで来た直樹の頭をぐいぐい押し、左手はスカートの裾を引いてブロック。
「もう、おしまい」
つきあっていられないと、結は立ち上がった。
「じゃあ、結。もう一度座って」
「え?」
相手を従えさせる強い口調で言われ、結は素直にチョーク片手の同じ格好に戻る。
直樹はカメラを置いて、再び結の下半身に顔を寄せていく。
彼が秘密の場所へ来るとわかっていても、結は手が出せない。
「だ。だから、だめって」
「もう、先生はおしまい。今ここに座っているのは、可愛い可愛い俺の結」
生徒でいることをやめ愛しい恋人を求める男と化した直樹を、とめられない。
「そんなことを今言うのは、久住くん反則ですっ」
「さあいざ、結の素敵空間探訪の旅へ、しゅっぱあつ」
「やだっ。だ、だめで、んんあっ」
膝小僧を指先でなぞられ、結が呻く。その隙に直樹の頭部がスカートのなかまで潜りこんでいた。
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感想を
やまぐうさんか天翔のところに戴けると幸いです。
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