以前「
そういえば裸Yシャツイベントなかったよね」の時に
やまぐうさんから戴いたSSの再UPです。
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朝のふれあい
「お兄ちゃんのシャツ、大きいね」
隣りでもぞもぞ動く気配に意識が浮かびあがってくる。数秒してから目を開けた達哉は、床にぺたりと座りこんでいる麻衣の姿に気づいて、しぱしぱと瞼を瞬かせた。
麻衣は、達哉の着替えであるシャツを肌の上に直接、しかもそれだけしかまとっていない。白い首筋とやや細めの健康的な太ももが、朝の光を反射してまばゆいばかりに輝いている。
「……」
「えへっ。お兄ちゃんのって思ったら、どうしても着たくなっちゃって」
静かな朝、起き抜けの達哉の股間は、昨夜あれだけ暴れながらも男の生理現象そのまま元気いっぱいの状態にある。そんな今、こんな無防備な姿を見せつけられたら、兄は兄でなくなってしまう。
あいさつを返すことなくベッドから降りる。歩を進めて、可愛くほほえんでいる麻衣の背中の側へ座り、腕をまわした。
「あっ、お、お兄ちゃん。だめだよ……シャツがよれちゃう」
「いいんだ。これは俺のシャツなんだから、俺の好きなようにする」
そう言って、シャツごと妹の体躯を強く抱きしめる。やわらかな麻衣の体がシャツと同時によじれ、「はふっ」という小さな呻きが静かな部屋の空気を揺らした。
まだシャワーを浴びていない麻衣の体から、汗の匂いと女の体臭がひろがってくる。無言のまま抱いていれば、麻衣の体温が徐々に高くなって、いっそう匂ってくるのがはっきりわかる。
「は、早く起きないと、あ、朝ごはん――」
「まだまだ時間はあるよ。ほら」
顔をしゃくって時計を差す達哉。そこにあるデジタルの数字は、まだ寝ていても問題ない時刻を示している。
シャツと腕とに包みこまれてしまった麻衣は、兄が密着してくるという事実だけで心臓をどきどき高鳴らせ、落ち着きをなくしている。
対する達哉は綽然と。
「麻衣もこうしてほしくて、早起きしたんじゃないのか」
「えっ、えっ、そういうわけじゃ……きゃっ」
達哉がさらに強く麻衣を抱きしめた。麻衣の小ぶりなヒップに、シャツとブリーフを挟んで猛々しい男の股間が強く押しつけられた。
「あ、お、お兄ちゃんの、すごい……」
「麻衣のせいだぞ。そんな、すごく感じちゃう格好を俺に見せるから」
熱っぽくささやく言葉が吐息とともに妹の耳朶をくすぐり、麻衣がのけぞりかける。
「そ、そんなに感じたの?」
「ああ。だいたい、麻衣は自分の魅力に鈍感すぎる。あんまり無防備だと男に襲われちゃうから、気をつけないと」
きびしく諫めるような言葉には、かすかな嫉妬が混じっている。兄の気持ちをしっかりと感じ取った麻衣は、くすっと笑って、
「だいじょうぶだよ。わたしが無防備なのは、お兄ちゃんにだけだから」
小首を傾げるようにして振り向き、兄にしか見せることのない艶かしい表情を返す。
少女の幼さとオンナの色香が混じり合った表情に、達哉の情欲がめらめら燃える。
「じゃあ、俺は今、麻衣を襲う」
「……うん。このまま襲って、お兄ちゃん」
達哉は、瞳に妖しい炎をきらめかせる麻衣の唇を奪い、シャツの前に手をまわして慎しやかな隆起を揉みはじめた。もっこりふくらんだ股間を連続して麻衣のヒップにぶつけ、妹の恥部をじんわりと温めていく。
「んっ、んんっ……んあぁ」
キスしながら達哉の右手はシャツの下の剥き出しの陰阜をまさぐり、早くもたっぷりと潤っているのを知る。男のモノはさっきからの抱擁だけで、いつでも爆発しかねないほど猛烈に勃起している。
「麻衣。このまま」
「うん」
兄の求めにこくりとうなずくと、麻衣はシャツをまとったまま前に体を倒し、まだ成熟途上の青いヒップを高く掲げた。
達哉はブリーフを脱ぎ捨てると、妹の腰を抱きかかえ、熱く固化した肉茎を秘唇の狭間へ埋め込んでいった。
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感想を
やまぐうさんか天翔のところに戴けると幸いです。
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