昨日は菜月の「誕生日」だったようで(汗)、一日遅れですが
やまぐうさんのSSを公開(笑)。
麻衣の時と同じくうちで発行したコピー誌の「幻想少女4」の菜月パートをSSにして下さったものです。
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「ねえ、本当にここでするの?」
「うん。ていうか、もうしてるじゃん」
「そ、そうだけど……」
狭い密室にこもってひそひそ話をしている男女は、朝霧達哉と鷹見沢菜月。幼なじみから恋人へと関係を進めて、まだそれほど時の経っていないカップルだ。
今日の三年一組最後の授業は体育。担任が気を効かせてホームルームを授業前に終わらせているから、授業が終われば生徒はそのまま自由になる。運動部の生徒はすぐに部活へ行けばいいし、文化部の生徒だって更衣室で着替えてから部室に直行できる。
帰宅部である達哉も菜月も着替えに戻るところだが、残念ながら菜月は片づけ当番で用具を倉庫に仕舞わなければならない。もちろん達哉も道具を半分以上抱えて、ふたりいっしょに体育倉庫の前にやって来た。そこで扉を開けようとした菜月を、達哉が引きとめて倉庫の隣りにある小部屋へと誘う。「菜月と、したい」と一言耳打ちされただけで菜月は真っ赤になり、あわあわするだけで彼の意のまま部屋へ入りこんでしまう。
体育準備室という名の小部屋は、まさに密事のためにあるような部屋。倉庫に保管されるべきマットがここにもひとつ置かれている理由を問うのは、野暮というもの。
やる気まんまんの達哉は部屋に入るやいなや菜月の体操服をたくしあげ、ブラジャーもめくりあげてしまった。ぷるるんと派手に揺れた生乳をすくいあげるようにして持ち、にぎにぎして、まだ女になりたてな固さの混じる弾力とずっしりした重量感を確かめる。
「へへ。菜月のおっぱいは、やっぱりいいなあ」
「……いつも、そういうことばかり言うんだから」
やんちゃ坊主に胸乳を誉められて、菜月は困惑の声を漏らすが、それでいて顔にはしっかりと快楽の色も浮かべている。なんども彼に揉まれた巨乳は、触られただけでぴりぴりする快電流が生まれるほどに開発されているのだ。
「あ、あふぅ」
達哉はいったん胸を解放すると、菜月の体をまわし、正対して唇を重ねた。体操着を着た二人が熱っぽいキスを交わす。唾液を交換しあうクチュクチュという卑猥な水音が、ふたりの唇を割って飛び出す。恋人になってそれほど間がなくても、舌を絡めあうキスはお手の物。
「もう、強引なんだから」
いったん唇が離れたときに、菜月は彼を軽くにらんで言った。にらまれる達哉は余裕のほほえみで受けている。愛しい彼に今度は菜月から顔を寄せ、ちゅっちゅと唇をはじけさせた。二度目のキスは最初よりも遥かに熱のこもった淫らなキスとなる。
達哉は舌を差し入れて菜月の甘い口内をねっとりかきまわしながら、手を体操服のなかに潜りこませて背中のホックをはずしてしまう。唇がくっついたままだから、菜月は「むふう」という声しかあげられない。はむはむと唇を震わせているあいだにストラップが肩から落とされ、ブラジャーは用をなさなくなってしまった。
手のひらの中心を頂きに合わせて、ふくらみを包みこむ。しっとりと汗ばんだ乳肌と手のひらがぴったりとくっつく。ゆるやかに揉みこむと、ふくらみは固くしこってきて、ただでさえ豊かな乳房の体積がいやがおうにも増してくる。
情熱的なキスと胸揉みのコンビネーションで責められて、菜月はふらふらになった。達哉が優しく、力の入らなくなった女体をマットの上に横たえる。
「あん」
あお向けになってもまったく崩れない巨乳を、むんずと握る達哉。
「おっぱいで感じさせてあげる」
「そ、そんなこと、あひ、ひ、ああっ」
ぎゅうぎゅうといきなり強く握り、先っぽを絞りあげるようにする。桜色の乳首が固く突き出され、すぐさまぷっくりと勃起してくる。
「あっ、あっ。そ、そんなに強く揉んじゃダメ……んはぁん」
ムニムニ、むぎゅむぎゅ、もにゅもにゅ。
力加減を変えればそれに応じた感触で応えてくれる菜月の胸乳。揉んでも揉んでも飽きることがない。達哉はふたつの素敵なふくらみに夢中になって、捏ねるようにして揉みしだく。
「ふはぁ、あっ、そんなに、胸……ひゃ!?」
達哉は豊満なふくらみを楽しげに揉みながら、ゆっくりと顔を寄せていた。触れんばかりに近くなって、舌をすっと突き出してぺろりと乳を舐める。いきなり来たぬめる感触に菜月が蛙がつぶれたような声をあげた。
「菜月のおっぱいは、おいしいな」
野苺のような乳首を味わって恍惚とした笑みを浮かべた達哉は、そのままふくらみを口いっぱいに頬張って、はむはむと甘噛みはじめた。
「はふ、ふっ、ふむぅ、ちゅくう、むふぉ、ふっふぅ」
「あっ、あっ……ふひぃ、や、ふ、ふはぁ」
ぱくつきながら、乳丘を揉みしだくのも忘れない。手と口の同時愛撫は菜月の胸へめくるめくほどの快感を送りこみ、達哉自身も感じ入る菜月の乳房を貪って欲情をめらめらと燃やしている。
「ふ? や、おっぱい吸っても、出ないよぉ」
乳首を唇で挟んでちゅうちゅうと赤ん坊のように吸った達哉に、たまらず菜月が高い声で叫んだ。もちろん達哉がそんな言葉を聞くわけがない。出ないのなら出してやるとばかりに強く強く吸いつく。
「ぬふぁ、そ、それや、あ……先っぽ、先っぽがあ」
乳首ごと吸いぬかれそうに錯覚して菜月が金切り声をあげれば、達哉は口をはずして舌先で優しく舐めあげる。突起と乳輪を丁寧に舐めれば、じんわりとした温かい快感に見舞われて菜月はくうんと子犬が鳴くような甘え声をあげる。するとまた強く吸う。菜月が啼く。強弱が繰りかえされるうちに菜月の体はどうされても鮮烈な快感に襲われて、深い愉悦に陶酔するだけになる。
たわわなふくらみを巧みに舐め揉んで責めながら、達哉の手は菜月のブルマにかかった。菜月は無意識に腰をあげて、脱がせるのに協力している。ブルマとショーツを同時に引き剥ぎ、瞬時にして菜月の股間が露わとなった。
「きゃ、あ……ああぁ」
小声で叫んだものの、脱がされるのは自分の望みでもあった。だから叫び声を熱い喘ぎに替えて、彼の愛撫を待つ。
達哉は乳首を口内で転がしながら、右手で淫裂をまさぐった。たっぷりと胸で感じている菜月のそこは当然……。
「ほら、こんなに」
菜月の顔先に手をかざし、とろとろの蜜液が絡む指を見せつける。
「やだぁ、そんなの見せないでぇ」
「だってこれ、菜月が漏らしたお汁だよ。こんなにねばねばして、いやらしい」
恥ずかしがる菜月に、わざと達哉は指のあいだに粘液の糸を引かせて見せつける。
「ちゃんと認めろって」
達哉がにんまりと笑うと、菜月は視線を彼の指へ注ぐ。じいっと見て、自分自身の状態を知り、欲情しきった体を意識し、かくんとうなずく。
「うん。わたし、胸だけでこんなに感じてるの」
菜月は自ら膝を大きく左右に開き、さらには媚唇を手で引いて恥部をあからさまに晒した。もしゃっとした恥毛にふっくらした大陰唇、鮮紅色の小陰唇から構成される淫ら極まりない絶景が、達哉に迫る。
菜月の媚態でいきなり興奮が危険域に達した達哉は、おもむろに短パンを脱ぎ、彼女同様体操服一枚の姿になる。ぐしょ濡れのヴァギナに呼応するのは、天を衝くがごとく猛々しく勃起しているペニス。
「ああっ、お願い。それ、挿入してぇ」
逞しい男根を見せられただけで淫唇がひくつき、蜜液がしとどにあふれてくる。
言葉で答えるよりも早く、肉棒の先が割れ目に重なる。淫らな花弁がぱかっと自然に開き、亀頭をくるみはじめる。
「ふはぁん」
「それっ!」
達哉がぐいっと腰を進ませ、男根が半分まで一気に埋もれる。一呼吸のあと、さらに押しこんで達哉の男すべてが菜月の女のなかに呑みこまれた。
すっぽり入ってまた一呼吸と思いきや、達哉は間髪容れずに腰を振りまくる。ずぽ、ずぽ、と卑猥な音が恋人たちの耳に飛びこみ、理性をかき消して、本能の荒れ狂うままに性を謳歌する。
「凄い。達哉の奥まで届いてるの」
達哉の勢いに押されて菜月は膝を曲げ、腰をあげて鋭い突きを受け入れる。男の腰の往復の勢いが菜月にそのまま伝わり、豊満な胸乳がぷるぷるん、と派手に揺れ動く。
固く太く膨張した一物は奥を突くだけでなく、凹凸に富んだ肉襞を摩擦して、菜月を昂らせる。
「あはっ、ああん、たくさん擦れて気持ちいいよお」
雁首に擦られる襞々はもっと強く擦ってもらおうと、ペニスにきつく絡みついていく。
蜜壺が狭まれば狭まるほど強い摩擦が生まれ、ふたりが受け取る快楽が倍増し、いまにも天に昇ってしまいそうなほど感じ入ってしまう。
「はふぅん、あっ、あっ、あっ……いい、いいの、もっと、もっと気持ちよくして」
「なら」
達哉はペニスを引き抜き、菜月の体をひっくり返した。牝犬のポーズをとらせ、ふくよかな双臀を抱えこんでバックから挿入し、恐ろしいほどの勢いで突きまくる。
「はひ、はあっ、い、いいぃ、また奥に、もっと奥に来るぅ!」
密室の空気がびりびりと震えるほどの鋭い悲鳴が菜月の口を割って飛び出た。叫びに応えるように、達哉はずんずんと奥を突きまくり、ひっきりなしに菜月を啼かせる。
菜月は肘を突っ張っていられずに、時折りがくんと身を伏せ、懸命に支えるを繰りかえす。
「す、すごい……はふ、ふうん。奥を突かれるたびに、あふっ、胸が揺れちゃうの」
膣穴をこすり突かれるだけでなく、剥き出しの巨乳がたぷんたぷんと揺れることで、菜月は愛する彼に貫かれる悦びを実感している。達哉が大好きな、おっぱい。揉みしゃぶられるだけでなく、こうして揺れ乱れることで気持ちよくなる女のパーツ。
「まだだ。まだまだ」
達哉は自分を奮い起たせるように言うと、菜月の体を背後から抱え起こして座位へとチェンジし、真上にペニスを打ち上げるようにして膣奥へ突きこむ。しかしそれは、彼の最後が近いことも意味していた。
「ヒッ、ヒッ、ヒアん。そんなにしたら、やはっ、あっ、すぐ、すぐイッちゃうよぉ」
「いいぞ。イッていい。俺もすぐ、イクから」
達哉の腰の動きが小刻みに、猛烈な勢いで震えあがった。
「くあっ」
先に達哉が限界を超えた。菜月の体を落とすようにして根元まで穿ちこむと、そのまま劣情を大爆発させる。
「ひあああああっ、く、来る、来てる。ふああっ! 熱いの、奥に、はひぃん!」
熱いスペルマを子宮口に浴びて、菜月も遥か高みへと飛ばされる。肉棒は菜月の膣壺で律動を繰りかえし、濃い牡ホルモン液とたっぷりと注ぎこんだ。
「達哉の熱いのでイッちゃったよ」
長い射精が終わると、菜月は恍惚とした顔で彼を振りかえり、ちろちろと妖美に舌をのぞかせてつぶやく。
達哉は淫らな恋人の美顔に顔を寄せ、唇と舌を絡ませた。
ねっとりとした口腔接合の合間に、菜月は声を漏らす。
「まだ片づける途中だったのに……もう、片づけ手伝ってよね」
「当たり前だろ。で、手伝ったら、ご褒美をくれ」
そう言うと、達哉はにやにやしながら胸乳を手で包み、卑猥な手つきで揉みはじめた。
「あん、それは片づけのあと、あはっ、や、あっ、あアン」
彼を制するよりも先に体が反応してしまい、菜月は体操服を着たままの二ラウンド目を開始してしまった。
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今回も素晴らしいSSを有り難う御座いました。
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