夏コミ新刊の原稿の修羅場中に
やまぐうさんから陣中見舞いとして戴いたSSです。
いつもの通り期待を裏切らない
濃厚なSSをお楽しみ下さい(笑)。
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(あっ、ああぁ……き、気持ちいい)
ここは物見の丘公園の最上部。フィーナはモニュメントに腕をつき、ヒップを突き出している。熟れつつあるなかにまだ少女らしい固さも残る魅惑的な美尻に男がへばりつき、陰部でつながっている。
鮮やかな、青と白のドレスに身をまとう月のお姫様。優雅なドレスの背中は大胆にカットされて、雪のような白い肌が露出している。白い肌には玉のような汗が浮き、肢体がぶるっと震えたときに宙へ飛び散っていた。
(わ、私、外でしてるのに、こんなに感じてる)
夜遅く、この公園に散歩しに来る人が自分たち以外にもいるだろう。ひょっとすると丘の上まであがってくるかもしれない。荘厳なモニュメントを見に来るかもしれない。
モニュメントを見に来てさらに裏へまわったら、野外セックスに興じる不埒な男女を目撃することになる。見て見ぬ振りをするか、通報するか。それはその目撃者次第。
通報され、罰当たりな行為を天下に知られてしまったら、姫は姫でいられなくなるかもしれない。そうとわかっていながらフィーナは肉欲に溺れる自分をコントロールできず、ふしだらな行為をやめられないでいる。
彼といっしょに、イタリアンズを連れての散歩。三匹を放してから、モニュメントへ行こうと誘った達哉。そのときから目に怪しい光があった。それを感じていてなお素直に手を引かれて歩いたときから、このように淫らに交わることは決まっていたようなもの。
(だめなのに、んあっ……だ、だめだから、きっと、私、こんなに、んふぅ)
愛する彼は背後から、華美なスカートの裾を大きく捲りあげ、尻肉を鷲掴みにして規則正しく肉根を突き入れてくる。カリ高の肉根は幾重にも連なった膣襞をこすりあげ、じゅぷじゅぷと猥雑な音を鳴らして愛蜜をかき出す。肉壁をきつく擦られて、じんじんという痒みにも似た至極の快楽が膣に生まれる。腕から力が抜けそうになる。
ぱんぱんぱんと一定のリズムで腰を打ちつける音が聞こえてくる。それは彼の逞しさ。強い男の証。自分の選んだパートナーは、こんなにも素敵な男。
めくるめく快楽に意識がぼやけている。とろけた媚肉は、入ってくる男根を歓迎し、嬉しそうに食いついている。
達哉の抽送のテンポがわずかにスローになる。スローになったのは、より奥まで突いてぎりぎりまで引く動作に変わったから。そのぶん鮮烈な快感を与えてくれる。
「んあっ、アッ、アッ……ああン」
ずっと呑みこんでいた悲鳴が、抑えきれなくなって洩れでた。はしたない自分の声を聞くことで羞恥の炎が全身を包みこむ。ただでさえ熱かった体がますます燃えて、どろどろに溶けてしまいそうだ。
一度出たら、もうとまらない。淫らな吐息と媚声が入り交じり、唾液にぬめる唇を割ってひっきりなしにこぼれでる。
「い、いいっ。奥までいっぱい、来るのっ。ああっ、ま、また」
「いい声だね、フィーナ。もっと感じて」
達哉はフィーナの耳朶に唇を当てて甘い声でささやき、また腰を大きく振る。
腰の抽送を続けながら、尻を掴んでいた手を胸もとに持ってきた、ストラップなしに胸を包んでいる青いコルセットを力任せに引きおろし、白い下着もずりさげて胸乳を剥き出しにした。飛びでた勢いでぷるんと揺れる、紡錘形の乳房。すぐさま彼は、固くしこっているふくらみをほぐすように揉みまくる。
「ひゃん、む、胸もなんて、ハウッ!」
こりこりと乳首を指で摘まれて、フィーナは鋭い息を吐いた。乳首から全身に駆け抜けた快電流は強烈で、全身が痙攣し、膣道がきつく締まった。
「くうっ」
締まりに反応して達哉が呻く。狭まった肉穴を押しひろげるべく腰を強く押しつけてきた。子宮口がノックされるほどの深い挿入に、フィーナは白目を剥いて、はあはあと喘いだ。
なおも達哉は胸乳と膣を巧みに責めてくる。
「あはぁ、あ、ああン。すごい、も、もう、私、ンあぁッ」
フィーナが腰をくねらせ、切羽詰まった声をあげる。
昇りつめようとする彼女をそのまま押しあげようと、達哉は猛烈な勢いで腰を振りまくった。双乳をぎゅっと握って女体を引きつけ、「うっ」と鈍く呻いて熱い樹液を膣奥に放つ。
「ひうぅ、う、うはぁ、あっ、アアアアーッ!」
したたかに精を浴びてアクメに昇った高貴な姫は、ドレスに包まれるふくよかな体を思いきりのけ反らせ、なおもきゅうきゅうと膣壺を収縮させて彼のモノをしっかりと咥えこんでいた。
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いかがでしたでしょうか?
もし感想等ありましたら
やまぐうさんか天翔までよろしくお願いします。
今回も見事なエロワールドを展開しているSSを有り難う御座いました。
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